──アイドルと一緒に仕事することで、本業のDJにフィードバックされることがあった?
KOO まさにその通りで。この前も『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)という番組で70年代や80年代の曲をカバーするという企画があり、TK特集があったんです。その流れで「乃木坂スター誕生!LIVE」というライブに僕も参加させていただきまして、4期生のみんなと一緒に『EZ DO DANCE』を演りましたよ。おそらく熱心な乃木坂ファンの方からすると、唐突なパリピ感にギョッとしたはずですが(笑)。
──本当にフットワークが軽いんですね。
KOO 面白いんだから仕方ない(笑)。それからインパクトでいえば、『アイマス シンデレラガールズ』7thライブもヤバかったですね。2019年にナゴヤドームで行われた公演です。あのときは僕がゲストに出るということが完全シークレットだったんですよ。その時点ではまだゲームに入っていない『EZ DO DANCE』が実装されるというタイミングで、いきなり僕がナゴヤドームのセンターステージに登場してDJプレイするという演出。そもそもアイマスのステージって男が一切出てこない世界だから、ファンからするとDJ KOOなんて異質すぎるわけです。ところが、これが信じられないくらい大受けしちゃって……。もう歓声がすごすぎて、モニターの音がまったく聴こえないほどだった!
──どれほどの大歓声でしたか?
DJ KOO 自分の音楽キャリアの中で段違いに熱狂した現場だったかもしれない。アイマスはアイドルとは別物だけど、広くオタク文化という捉え方をすると同じくくりじゃないですか。アイドルとアイマスに触れたことが、僕にとって大きなターニングポイントだった気がするんです。そこは個人的にも大いに感謝しているからこそ、オタクの人たちへ向けて自分なりに還元していきたいと考えているところでして。これからも「何でもやってやろう!」というトライ精神は自分の中から消えないと思うので、いろんなジャンルのファンと一緒に盛り上げていけたらって思います!
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ID:kxNDY3MzY
7thダンス公演からだいぶ経つのに、いまだに話に出してくれるKOOさんいい人だ。実際盛り上がったしねえ。