ミリシタ運営術!!
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月06日(金) 13:30 〜 14:30
資料公開
予定あり
受講スキル
運営型タイトルの開発・運営経験者、あるいはこれから運営型タイトルを開発予定のクリエイター
エンジニアに限らず、どの職種の方でも理解出来る内容です
得られる知見
大規模モバイルタイトルの開発・運営のノウハウ
ユーザーに寄り添うアプリ運営の指針
セッションの内容
弊社で開発と運営を担当している「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)が、株式会社バンダイナムコエンターテインメントからリリースされて、2年が経過しました。
機能追加(バージョンアップ)を短いサイクルで実施しつつも、安定運営を行うことで、ユーザーから信頼される運営に成長してきました。
このセッションでは、ミリシタ運営が大切にしている”プロデューサーさんからの声”を受けて、それらの実現に向けた考え方や手法などをエンジニア視点で話します。
そして、機能追加と安定運営という相反する事柄を、プロジェクトでどのように解決するのかなど、大規模運営型タイトルのTipsやノウハウを紹介します。
内容に関しては技術的に深い話がメインではないので、興味のある方はどなたでも大歓迎です!
http://cedec.cesa.or.jp/2019/session/detail/s5c9ee5702b83c
CEDEC2019で行われた「ミリシタ運営術!!」講演を聞いてきましたのでレポートです。
Twitterでもリアルタイムで画像を載せていたので、それに対して補足を入れていきます。
講演は一番大きなメインホールで行われました。
客入りは6〜7割かなと言った感じでした。
#CEDEC2019 に来ています pic.twitter.com/HbvO3f7Af4
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
登壇したのは佐々木さん、保科さん、池田さん。
池田さんは去年のUnite2018でも登壇されていました。
新曲が追加されるまで pic.twitter.com/btOnV1fQr7
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ミリシタの開発チーム全体で100名以上が在籍。
その中でエンジニアは30名。
運営の中で重視しているのは「ゲームを止めないこと」と「スケジュール通りの進行」
新曲を実装するのにおよそ6か月。既存曲で音声やモーションがあったとしても4か月ほどかかる。
現状は毎月4〜5曲ペースで配信を行なっている。
もしスケジュール通りいかないと社内外関係者に迷惑がかかるため、スケジュール通りに進行させるのはとても重要。
エンジニアが工数を見積もる時は80%ルールを敷いている。
これは7.5時間の勤務時間のうち、緊急対応や急用などで80%ほどしかプログラミングに使えないという考え。
中長期的な計画から絶対外せないポイントをエンジニアと企画で握る
安心したサービスを提供するためにテストの時間を確実に確保する。
テスト時間が確保できない場合は見送るor実装ボリューム調整を行う。
テストケースを消化するかしないかで判断
しかし、アップデートに保守的になって新規機能を極力実装しない方針ではない。
この方針で様々な新機能を実装してきた。
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
サーバーサイドの基本方針は「プレイ可能時間を最大化する」
止まらないようにする&止まる時間を短くする
オープン以来ゲーム全体を停止するメンテを行っていない
GAEというクラウドサービスと使っている。
ミリシタのGAEの解説資料は下記参照
サーバーのバージョンを即時ロールバックで修正 pic.twitter.com/DgIUADtJAo
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ショップ機能のみメンテナンスに入れた pic.twitter.com/cAj8QDHOgn
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
これまで様々なサーバ不具合があったが、バージョンのロールバックや一部機能のメンテナンスで解決した。
ノーメンテを誇らない。本当にメンテが必要になったときに判断を鈍らせる pic.twitter.com/YsZHXYxzzA
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ミリシタはノーメンテと言われるが、開発ではノーメンテを誇らないようにしている。
ノーメンテということを意識してしまうと、本当にメンテナンスが必要になったときにメンテ突入をためらってしまうなど判断が鈍ってしまう。
エンジニアのチャレンジ pic.twitter.com/g0yz5C8MJT
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ユーザーニーズを常に意識する。ユーザーを驚かせることを意識。
プロジェクトメンバーすらを驚かせることすらできないアイディアはボツ。
チャレンジできる環境
好奇心の探求、アイディアを出しあえる環境が大切。
安定あってこその挑戦。
13人ライブについて pic.twitter.com/D1aSRZJoTt
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
13人ライブを実現した技術的解説については下記資料を参照。
13人ライブ
2018年4月追加
1日で15人が踊るテストモードができた
意外と実機で動いた
リリース前最適化/リリース後の最適化/端末の性能アップで実現
以前から5人以上踊るテストモードはもともと作ってあったので実装が早かった。
13人ライブ自体は3ヶ月で実装。
13人にしたのは765ASが13人であり、各属性も13人だったから pic.twitter.com/DbAwU8Y5Zi
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
配信にはHLSを使用 pic.twitter.com/BWXXYoBRND
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ミリシタ感謝祭
2018年10月実施
現地で参加できないユーザーのためにゲーム内から参加できる機能
配信にはHLSのプロトコルを使用。
配信中のアプリから動画が見られる驚き
開発陣から出たアイディアを実現しユーザに驚きを与える。
アイディアと実装のポジティブスパイラル
無料イベントであっても全力で取り込める環境
スタンプ量が多くて、表示量をリアルタイムで調整 pic.twitter.com/b9vhZewc3H
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
スタンプの量が多いため、表示量をリアルタイムで調整。
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
TEAM_UMIMIとは? pic.twitter.com/UjTDa9JHhF
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
TEAM_UMIMIとは?
80%ルールを利用した技術開発
ユーザーがもっと驚くような技術を開発する取り組み
ミリシタ運営術とは
安定と驚き pic.twitter.com/eWeLtfmnii— アイマスニュース (@imasnews765) September 6, 2019
ミリシタ運営術とは安定と驚き
講演を聞いてみて、開発陣がコンテンツとユーザーを非常に大切にしているのを感じました。
また開発のリーダー陣がクリエイターが働きやすい環境を作ろうと努力しているのも感じ取ることができました。
ユーザーからのフィードバックをいち早く察知し、実装できるのは、まさに安定した環境があるからなのでしょう。
TEAM_UMIMIが次に出してくる「驚き」が楽しみです。
講演の資料は下記にアップロードされます(要会員登録)
https://cedil.cesa.or.jp/
講演の動画は数ヶ月後、Youtubeで一般公開されると思います。
(現在はタイムシフト登録した人のみ閲覧可)
タグ: ミリシタ
ID:E1NTM1MjE
小学生レベルで草
ID:E1NTMyOTY
翌日(今日)アプデ不具合で早速頑張ってるというオチまで付いてな…
最近の不具合とか、まだ笑って流せるのも積み重ねがあればこそ、かな
ID:QyODE4MTc
日本の社会はまず実績がものを言うからな
ID:cwMDk4Mjk
まとめありがとう
運営すごいわ
ID:k3Mzg0MDQ
結果も出せてないのにミリシタの運営って講義やる資格あんの?
全部ふわっとした内容で何の役にも立たねーじゃん
ID:k3Mzg0MDU
じゃあお前作ってみろよ
ID:I0NjY2OTg
突然何の意味も無い難癖付けてきて、某関係者でも紛れ込んだかな
1と5番目の記入者、2番目も臭うが、多分同じ穴のムジナだろうな
disることで誰が得をするかを考えれば、犯人は簡単に分かる