「アイドルマスター SideM」(以下、「SideM」)のアイドルたちが実際の企業や団体とコラボレーションした企画「アイドルマスター SideM 315プロダクション お仕事コラボキャンペーン」。そのひとつである「ナゴヤ防災サミット」での取り組みについて、担当者に話を聞いた。
2021年に始まった「アイドルマスター SideM 315プロダクション お仕事コラボキャンペーン」。
中でも元消防士の木村龍、元警察官の握野英雄、元自衛官の信玄誠司の3人からなる元公務員ユニット・FRAMEと、防災分野の複数の企業や団体とのコラボが起こしたムーブメントは、これまでとは違う新しいそなえへのアプローチとして多くのメディアにもフォーカスされるなど目を引くものがあった。
そのひとつの集大成が、2022年11月に開催され、FRAMEとコラボした危機管理系団体が集結した「ナゴヤ防災サミット2022リアルイベント」だ。名古屋・金山を拠点に新しいアプローチでの防災分野の普及に努めるナゴヤ防災サミット実行委員会が主催した本イベントは、消防・警察・自衛隊という公的機関も巻き込んだこれまでにないコラボの形であった。
そんなFRAMEとのコラボが防災にもたらしたのはどのようなものだったのだろうか?
これまで防災分野の手が届きにくかった層の開拓、「楽しい」や「好き」から始まる新しいそなえの実効性の証明、そなえの意識の芽生え、東名の危機管理系団体の新たな繋がりとそこから始まるさらなる防災の広がり……ナゴヤ防災サミット実行委員会代表の進藤直樹氏に、2022年3月のフリーマガジン第1号刊行から11月の「ナゴヤ防災サミット2022リアルイベント」までの濃密なコラボ期間を振り返ってもらったロングインタビューで、FRAME、そして「SideM」が防災分野全体にもたらしたものの大きさを感じてもらえたら嬉しい。
https://www.gamer.ne.jp/news/202305120002/