バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(8月8日)、第1四半期(4-6月)の連結決算を発表し、売上高1592億円(前年同期比5.5%増)、営業利益228億円(同27.6%増)、経常利益238億円(同22.2%増)、最終利益169億円(同15.6%増)と増収増益を達成した。
同社では、国内外でハイターゲット層(大人層)に向けた商品が好調だったトイホビー事業、国内外のネットワークコンテンツや海外の家庭用ゲームソフトのリピート販売が好調だったネットワークエンターテインメント事業が好調に推移した、と説明している。
[ネットワークエンターテインメント事業]
売上高は712億2200万円(同1.8%増)、セグメント利益は144億3100万円(同41.4%増)だった。
ネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイド展開している「DRAGON BALL」シリーズや「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズ等の主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移した。
家庭用ゲームにおいては、新作大型タイトルの発売はなかったが、「JUMP FORCE」や「ACE COMBAT7: SKIES UNKNOWN」、「ドラゴンボール ファイターズ」等の既存タイトルのリピート販売が、ユーザーに向けた継続的な施策により海外を中心に人気となった。
[映像音楽プロデュース事業]
売上高は91億9100万円(同4.1%減)、セグメント利益は13億2300万円(同50.6%減)だった。
「ガールズ&パンツァー」の新作映像の劇場公開、「アイドルマスター」シリーズや「ラブライブ!サンシャイン!!」等の映像音楽パッケージソフトの販売やライブイベントの開催等のIPプロデュース展開により、話題喚起をはかり人気となった。
しかしながらパッケージソフト販売全体では、複数の高付加価値商品の発売があった前年同期とのプロダクトミックスの違いにより前年同期には及ばなかった。
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