1月9日からTV放映がスタートし、先日24日にはBlu-ray/DVD第1巻およびBlu-ray&PS3『グラビアフォーユー!』セットの発売が発表されたアニメ版『アイドルマスター シンデレラガールズ』。導入的な第1・2話を経て、第3話では島村卯月・渋谷凛・本田未央がステージに上がり、物語は大きな動きを見せようとしている。
今後の展開が気になるそんな本作について、アニプレックスの鳥羽洋典プロデューサーにお話を伺った。今後の346プロに所属するアイドルたちが進む道は、そして放映開始後だから語れる『シンデレラガールズ』の裏話とは……? なお、電撃オンラインでは放送開始以前にもインタビューを行っているので、見逃してしまっていた人、あるいは今一度振り返ってみたい人は、こちらもチェックしてほしい。
■アニプレックス鳥羽洋典氏 インタビュー
――第3話の放映が終わりましたが、手応えはいかがですか?
鳥羽:僕たちとしては、アニメ『シンデレラガールズ』の世界観や進もうとしている方向性を、この3話分で1つご提示できたかなと思っています。これまでに放送した3本は、それぞれでお客さんに伝えたいコンセプトがありました。高雄監督が絵コンテを手掛けた第1話はいわば入口。シンデレラプロジェクトに選ばれた卯月、凛、未央の3人が視聴者の代わりとなって『シンデレラガールズ』の世界に入って行きました。
続く第2話は、世界観とキャラクターの紹介ですね。346プロダクションという事務所がどんなところか、そこにどんな人たちがいるのか、シンデレラプロジェクトとは何なのか、そして原作ゲームを楽しんでこられた方々へのサプライズなど、すごく情報量の多い回だったんですけど、舛成さん(※舛成孝二/大の『アイマス』ファンとしても知られる監督・演出家。前作『アイドルマスター』では第7話、第23話の絵コンテを担当)が絵コンテで本当にうまくまとめてくださいました。それこそ「シンデレラプロジェクトの14人はもちろん、それ以外のアイドルたちも描きますよ」という意志表示ができたかなと思います。
ちなみに、第2話の写真撮影でそれぞれのノーマルカードとリンクさせたのは、舛成さんのアイデアです。
■バンダイナムコゲームス石原章弘氏 メールインタビュー
――アニメの放送が第3話まで終了しました。改めて放送版を観た感想をお聞かせ下さい。
石原:「アイドルの皆が、とにかく可愛い!」というのが最初の感想です。卯月も凜も未央も、346プロの皆がとても生き生きとしているので、サービス開始当初から『アイドルマスター シンデレラガールズ』を応援してくださっているプロデューサーさんも、喜んでくださっているのではないかと思っています。はじめて1話の映像を見たときは、オープニングで踊っている小日向美穂に「うわ~、かわいい」と呟いてしまいました(笑)
アニメ企画当初、『シンデレラガールズ』には前作の765プロアイドルと比較すると、かなりとんがったアイドルが多いので、彼女たちのかわいさや、存在感をしっかりと描くために、“アイドルたちを取り巻く環境はなるべくリアルに描く”という方向性を定めました。
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